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レッツエンジョイ!軽スポーツ 4
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バスケットピンポン | ||||
概 要 |
バスケットピンポンは、狭い場所で楽しめるように考案されたミニ卓球で、和歌山市の北原雄一氏が考案し、1966年頃から普及を始めています。卓球の小さな台の両端には、直径10cmの穴があり、ボールはその下のバスケットに納まる仕組みになっています。従って、パワーよりも微妙なコントロールや鋭い反射神経が要求されます。ゲームのポイントはバスケットの攻防です。相手のバスケットにボールを入れればゲームを有利に進めることができます。相手のバスケットに入れるには、山なりボールを打つのが一番効果的のようですが、中級以上のプレーヤーになると、山なりのボールは多用せず、スピードボールによって豪快にバスケットに打ち込みスピーディなゲーム展開になります。 | |||
場 所 |
小さい卓球台なので4畳半程度の広さがあれば十分です。 | |||
用 具 |
1 | バスケットピンポン台 一般の卓球台を小さくした形ですが、両端に穴があり、ネットの高さが8cmと低く、ネットの下には得点を表示するカウンターが付いています。(縦120cm、横60cm、高さ70cm) 台は2つに折れるので収納が簡単です。 |
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2 | ボール 白色無光沢のセルロイド製の専用ボールを使用します。重さは軟式ボールで、大きさは硬式ボール、セルロイドの厚さはその中間で打球感は硬式に近くなっています。(周囲12.23cm、重さ2.13g、厚さ0.7mm) |
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3 | ラケット 一般の卓球用ラケットを使用します。または、1枚ラバーで表面がイボ状になっている専用ラケットを使用します。(全長24cm) |
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ゲ | ム の 進 め 方 |
ゲームの 開始 |
1 | ジャンケンをして、勝者がコートを選びます。 | |
2 | 先攻は、赤コートから行います。 | |||
サービス | 1 | サービスは1本です。 | ||
2 | サービスはラケットを使用せず、ラケットを持たない側の手のひらにボールをのせ、自陣コート内に一度ボールを投げ入れてから、そのバウンドでネットを越えて相手コートに入るようにします。 | |||
3 | ボールが止まったときは、ネットを境にしてボールがある側にいるプレーヤーが、次のサービスを行います。 | |||
4 | サービスがネット・インやイレギュラーしたり、レシーバーがレシーブの用意をしていない間にサービスが出されたときはカウントせずにサービスをやり直します。 | |||
ストライク | 自陣コートでワンバウンドしたボールが、ネットを越えてノーバウンドでバスケットに納まったときをストライクといいます。ストライクはノーカウントし、サービスは相手側に交代します。 | |||
ヒット | 打ち返したボールを、ノーバウンドで相手コートのバスケットに入れることを、ヒットといいます。 | |||
1 | ラリーで返球されたボールを、バウンドする前に打ったときは、ヒットとみなし相手の得点になります。 | |||
2 | 1回のヒットは、2得点として計算します。 | |||
得点 | 次の場合は、相手側の得点になります。 | |||
1 | 打球がネットにかかり、自分のコートに落ちたとき。 | |||
2 | サービス動作に入ってから、ボールを落したとき。 | |||
3 | 打ったボールが相手コートをオーバーしたとき。 | |||
4 | 自陣コートでボールが2回以上バウンドしたとき。 | |||
5 | 返球されたボールを、ノーバウンドで打ったとき。 | |||
6 | サービスに失敗したとき。 | |||
7 | 返球されたボールを打ちそこなったとき。 | |||
セット | 11点、または12点先取した方が、そのセットの勝ちとなります。ただし、1回以上のヒットを含んだ得点でなければなりません。 | |||
ノーヒット・ テン |
ヒットを含まず10点になったときは、得点は10点でストップします。 ただし、相手が0点で自分が10点を獲得しているときは、ヒットの有無にかかわらず、そのセットをとることができます。ノーヒット・テンになったときは、ヒット1本とるか、自分が1点勝つごとに、相手の持ち点を1点ずつ減点していき相手が0点になれば勝ちとなります。 |
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ゲーム |
a | 個人戦の場合は、3セットマッチで2セット先取した方が勝ちとなります。 | ||
b | 団体戦の場合は、3人戦で行い、2人以上の勝者があったチームの勝ちとなります。 | |||
そ の 他 |
バスケットピンポンの特徴 | |||
1 | サービスは利き腕でない方で行うため、最初がむずかしく感じます。また、サービスのボールはカットするように出すのがコツです。 | |||
2 | レシーブは台に近づきすぎると上手にならないので、ボールのスピードにあわせて、少し後方でプレーするようにします。 | |||
3 | 相手のバスケットにボールを入れるには、山なりのボールが有効のようです。 | |||
カウンターの 使用方法 |
プレー開始前とジュースになったときは、カウンター玉を両端にする。 得点ごとにカウンター玉を中央へ移動する。 ノーヒット・テンの相手に負けたときは、カウンター玉を端にもどす。 |