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ユニカール

ユニカールは、“ユニバーサルカーリング”の略で、みんなのカーリングという意味があります。特殊なカーペットの上で、ストーンを投げ、目標地点にどれだけ近づけるかを競うゲームです。相手のストーン・味方のストーンに当ててもかまいません。とにかく味方チームのストーンを目標地点に近づけることができればいいのです。

ストーンとスライドカーペットを使用し、次のような3種類があります。

  ストーン スライドカーペット
直径(cm) 重量(kg) 長さ(m)
ジュニア 23 2 7×1.4
スタンダード 27 3 10×2
コンペティション 27 4.3 14×2.8
1

ストーン

スライドプレート(滑走面)、本体、グリップ、(握る部分)ダンパーラバー(ゴムのクッション)と4つのパーツからなっています。

滑りが悪くなったら、スライドプレートを交換するか専用ワックスや床磨き用のシリコン系ワックスを塗ります。

2

スライドカーペット

汚れた時は、掃除機をかけます。ぬらしてしまうと滑りが悪くなるので、乾燥した場所に保管します。重いものを載せたり、斜めに立てかけたりしては、いけません。

3

その他

得点板(ホワイトボード)があります。なければ画用紙などに記入するのもよいでしょう。

3人対3人(トリプル)・1人対1人(シングル)
ストーンは、1チーム3個なので、2人対2人は少々やりにくいでしょう。

1 両チームのプレーヤーは、1個ずつストーンをもちます。
2 1ゲーム目は、ジャンケンなどで先攻を決め、2ゲーム以降は、前のゲームで勝ったチームが先攻となります。同点の場合は、先攻・後攻の順番は、前のゲームと同じです。
3

全員が投げ終り1ゲームが終ったことになります。ここで、得点を出します。6ゲームを終了したところで、1試合の勝敗を決めます。同点の場合は、ジャンケン等で決めます。

チーム内での投げる順番は、自由です。チームメイトは、投げるプレーヤーに対して、投げる方向などアドバイスしてもかまいません。

得点方法

サークルに触れていれば、得点になります。

ゲームにおける得点は、0-0、1-0、2-0、3-0のいずれかになります。

一方のチームは、必ず0点となります。

1

0-0の場合

両チームのいずれのストーンもサークルに触れていないか両チームのセンターサークルに1番近いストーンが、同距離であったとき。

2

1-0の場合

どちらかのチームのストーンが、センターサークルに近いとき。(サードラインに少しでもかかっているとき)

3

2-0の場合

センターサークルに1番目と2番目に近いストーンが、同チームのものであるとき。

無効と

なる

ストーン

以下のような場合、ストーンは無効となります。
1 ストーンを投げるとき、スタートラインを越えたり、踏んだりしたとき。
2 滑らせず、転がったり、大きく左右に揺れて不安定に滑ったとき。ただし、ガードラインに到着する前に安定した滑り方になり、体勢が整った場合は有効です。
3

ガードラインを完全に越えていないストーン。

ただし、ガードラインを越えている他のストーンにあたって戻り、ガードライン上にのった場合のみ有効です。

4

バックライン・サイドラインを完全に出てしまったとき。

ただし、ガードラインを越したサイドライン・エンドラインに少しでもかかっていれば有効です。

無効と

なった

ストーン

の処置

1 無効となったストーンは、直ちに取り除き、それによって移動したストーンは、元の位置に戻します。
2 他のチームのストーンにあたって、移動してしまいもとの位置がわからないときは、その移動してしまったチームが、そのままの状態で続行するかその回を無効にしてやり直すかどちらかを選択することができます。
投球方法 1 まず右手(右利きの場合)で、ストーンのグリップを握って胸のあたりでストーンの滑走面を上に向けて、持ち上げます。(このときねらいを定めることが重要です)
2 このとき左手は、バランスをとる役目をします。(軽く支えます)そして、後ろへ大きく振ります。
3 ストーンの重さを利用するために、左足を1歩踏みだして曲げ、低い姿勢で、足元から滑らすように投げます。

投げ方を「カスト」といいます。これを二つに大別することができます。
●ボットウ・カスト(ぶつけては弾き出す方法)
●スタンナ・カスト(ぶつけずに戦略的な有利な位置に止める方法)
1 ボットウ・カスト

ぶつけて止まる

相手のストーンにぶつけて弾き出し、自分のストーンは、その場に止まる。

ぶつけて動く

相手のストーンをぶつけて弾き出し、自分のストーンは、その場に止まる。

ダブル

投げたストーンで、相手のストーン2個を弾き出す。

ぶつけて去る

相手ストーンをぶつけて弾き出し、自分のストーンもセーフティーエリア内から出す。(次回もラストストーンの権利を維持するため引き分けで終らせたいとき)

助けを借りてぶつかる

ほかのストーンにぶつけ、それで移動したストーンが相手のストーンを弾き出す。

助け

味方のストーンに当て、そのストーンを有利な位置に移動させる。(サークル外のストーンをサークル内へ移動させるとき)

2

スタンナ・カスト

止める

サークル内に自分のストーンを止める。

サークル内の相手ストーンの手前に自分のストーンを止める。相手のストーンは、自分の後盾となります。

ガード

ガードラインとサークルの間(セーフティーエリア)に、ストーンを止める。サークル内にある味方のストーンをガードする目的で使われる場合と相手のストーンがサークル内に侵入するのを邪魔する場合の二通りがある。

回り込む

相手のシッドウストーン(ガードラインとサークルの間にストーンがある)の脇を通過させて、その後ろに止める。相手のストーンがガードの役目をしてくれる。

ポイント スタートラインは、前の線の範囲内とありますが、公式試合以外ならば線の延長線上でもよい。